先日、ついに愛車のカーナビを買い替えました。
私は結構な方向音痴で、道を覚えるのがとても苦手です。
何度も行った場所でもなかなか道を覚えられず、ナビがないと目的地に
辿り着ける自信がありません。
モータースポーツ仲間の皆は、さすがに20年以上もあちこち車で出かけて
いるだけあって、1度行けばだいたいの道は覚えていますし、ナビも大まかな
目的地を設定すれば、方角がわかれば感覚で目的地に着けてしまいます。
私には一生そんな事は出来ないだろうなと思います。
モータースポーツ仲間と練習に行く時などは、現地集合が多いのですが
皆さんは私が１人で来れるか心配して、高速のパーキングだったり、
近くの道の駅等のわかり易い所で集合してくれているのですが、あんまり
皆さんに迷惑かけるのも悪いですから、安心して１人で現地に行く為にも、
私にとってナビはとても重要なのです。
しかし、今の愛車のナビは、型が古くて地図更新の対象外だったので、新しい
ナビに変えないとな・・・。と、思っていました。そして、遂に買い替えました！

取り付けは、私の友人が信頼できる知人がいると、その方にお願いしてくれました。
元々、カー用品店でそういった仕事をしており、今は個人で仕事をしているそうです。
カー用品店でお願いする事も考えましたが、断られる可能性がありました。
なぜなら、私の車にはロールケージが付いているからです。
ロールケージとは、横転などから車内部のスペースを保護する為・車両の剛性を
上げるためのパイプのフレームの事です。
これが付いていると、パイプが邪魔をしてダッシュボートの下の部分が外せません。
その為、配線等をいじるのがとても難しくなってしまうのです。

こんな感じで、車のフレームに沿ってパイプが入っています。
友人にも、「もしかしたら配線隠せないかも。無理だったらパイプに配線つたわ
せて、なるベル目立たないようにしてくれれば良いって言っておいた」と。
それくらい大変な作業なので、カー用品店では嫌がられるだろうと友人にも言われました。
そういう事情もあり、友人の知人にお願いする事にしました。

ナビの取り付けついでに、壊れてしまったバックカメラも一緒にお願いする事にしました。
友人に車を預け、翌日には作業して車を引き渡して貰えるという話しでした。
友人に車を預けた翌日、車を引き取りに行こうと家を出たあと、暫くして友人から連絡がありました。
トラブルがあって、今日は作業終わらないからまた後日にして欲しいと。
急いでいなかったので、了承しそのまま帰宅しました。
夜になって改めて連絡がきました。どうやら、作業がかなり難航し、作業の助手をしてた人が
部品を壊してしまったとの事でした。すぐに部品を取り寄せて翌日改めて作業をするとの事でした。
確実に引き渡し出来るようになったら連絡をくれるという事になりました。
そして、翌日に作業は完了し、車を引き取りに行きました。

今回、作業の助手をしてた人は、私も何度か走行会で一緒に参加していた知り合いで、車の
引き渡しの際に、その人が私の友人の所まで車を持ってきてくれました。
そして、出来上がりはバッチリ。配線が外に出る事なく、綺麗に仕上がってました。
作業をお願いした人は、車が大好きで拘りもある人で、プロの仕事がしたいから
と、とても苦労してナビを綺麗に取り付けてくれたとの事でした。
その人にお願いして、本当に良かったと思いました。とても信頼出来る人だと思い、また
何かあった時はお願いしたいと思いました。
友人には、大変だからもう嫌がられるんじゃない？（笑）って言われましたけど・・・。

依頼を受けたら、相手に喜んで貰えるよう、最善の努力をする。
妥協せずに、プロの仕事をする。その想いに感動してしまいました。
私も見習わないといけないなと強く思いました。