「海亀と泳ぐ夏」
- 2019年8月26日
- 研究室
皆様は今年の夏をいかがお過ごしでしょうか?高度生殖医療研究所室長の中田です。
私は今年の夏休みに念願だった奄美大島に行きました。子供の頃、祖父に奄美大島の自然の素晴らしさ、人の温かさの話を聞いてから、大人になったらいつか行きたいと思ってきた島でしたので、行けてうれしかったです。
そして、どうしてもやりたかった、シュノーケリングツアーに参加することもできました。今まで、バリで一度ダイビングをしてからダイビングもしたかったのですが、時間があまりとれず、去年、八丈島で久しぶりにシュノーケリングをして、やはり海の中の生き物を間近に見ることが大好きになってしまいました。
前のブログにも書きましたが、私は泳ぐことが大好きです。小児喘息があったために、子供の頃に始めたプールでしたが、泳げるようになるたびに、水の中の世界がどんどん好きになりました。イメージ的に、中田さんが泳げるとは思いませんでした、と言われることもありますが。
家族は泳ぐことが嫌いなので、私一人で奄美大島の海亀を見るシュノーケリングツアーに参加しました。透明でありながら、マリンブルー、コバルトブルーと様々な色の海水がとても綺麗で、白い砂浜がとてもよく似合う、忘れられない海です。
ウェットスーツとブーツ、フィン、シュノーケルを装着して、海を泳ぎましたが、まず目の前に現れたのは、可愛いフグでした。私と目が合うとしばらく一緒に泳いでくれました。
次に、サンゴ礁の近くには、カクレクマノミとその赤ちゃんのクマノミで、まるで「ファインディング・ニモ」の世界が広がっていました。きびなごの稚魚の大群にも出会えました。
海亀の好きな海藻が生えているところに、ツアーガイドさんに連れて行っていただくと、さっそく海亀を発見!
私に見つかると、しまった!みつかった!みたいな感じでしたが、ゆったりと前方を泳いでくれました。大きさは30cmくらいのまだ若い海亀でしたが、合計6匹の海亀と出会えました。
とても感動しましたが、泳いでいると時間が経つのがとてもはやく、終了の時間になってしまいました。
奄美の海にはいくつもの海亀に会えるスポットがありましたし、ビーチもとても多かったのですが、泳いでいる人が少なかったです。
また、奄美大島で海亀や綺麗な魚と泳いでみたいですが、いつかイルカとも泳いでみたいです。海外の綺麗な海にも行ってみたい、という夢がまたできました。
8月は夏休みという貴重な時間をもてることができたことに感謝です。
また、4月に投稿が決まった論文の別刷りが届いて、とてもうれしかったですが、研究の方も新しい実験、継続している実験を進めることができ、良好な結果が得らえています。こちらも来年から発表していけるように準備していきたいと思っています。秋は実験も進めつつ、学会、原稿、論文とも進めていきたいと思っています。
朝晩と涼しくなり、蜩もなく夏の終わりを感じるこの頃ですが、皆様も体調に気を付けてください。