「美味しいご飯」|山下湘南夢クリニック|藤沢市の不妊治療/体外受精

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「美味しいご飯」|山下湘南夢クリニック|藤沢市の不妊治療/体外受精

「美味しいご飯」

すっかり秋になり、金木犀の香りが漂うこの頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?高度生殖医療研究所の室長の中田です。

9月、10月と関東、東北と猛烈な台風が襲来しましたが、皆様はご無事でしょうか。

大変な中の方々もどうかお体を大切にされていただきたいと思います。

私の家は、9月は2日間の停電と断水、10月は5時間の停電、となりました。

まだまだ、被害の影響が被災地の皆様につらい思いをさせているかもしれません。どうか、一日も早い復旧と日常が戻りますようにと願っています。ご支援に行かれている方々も、お体に気を付けていただけたらと思います。

 

9月の停電の際は、昨年の旭川の地震の教訓から、水、ガス、充電池2個、ライト数個、を準備していました。充電池は、うちのペットである、アカハライモリ、エビ、2つの金魚の水槽に主に使用し、あとは携帯の充電に使用して、乾電池でつくライトを利用して過ごしました。

ご飯はかまどさん、という土鍋を使って炊き、ガスコンロでおかずを作りました。

うちから2駅の場所、職場の藤沢などは、停電もなく、コンビニも開いているので、購入することはできますし、ホテルに宿泊することも可能だったかもしれませんが、私はあえて停電生活を送りました。なぜならば、私の子供たちに緊急事態でも、どんな状況でもできることを教えたかったからです。真っ暗な中でも、ご飯を普通に作ること、それをわずかな明かりの中でもちゃんと食べること、それはいつかの記憶に残ってもらえたらいいなと思ったからです。しかし、本音はとても大変でしたけれど。

 

10月の台風の後、当クリニックに茨城から通ってくださった患者さんからお米が届きました。毎年、とても美味しくいただいているます。私の親戚からの紹介で通ってこられた方なのですが、もうお子さんは来年小学生になるとのことで、時が経つのは早いなと思うことと、お米とともに元患者さんとお子さんからのお手紙がとても嬉しかったです。

 

そのお米で、私の大好きなTKG(たまごかけごはん、DAIGO用語ですね)を作っていただいています。そのままいただいてもとても美味しいですが、TKGに納豆やオクラを入れると、もうかなりの御馳走です。キムチを入れたりしても美味しいですし、高菜やたらこをいれても美味しいですね。皆様は、どんなTKGが好きでしょうか。私は、たまごをのせてから、お醤油をかける派です。

忙しさや実験に熱中していたこともあり、体重の減少が甚だしく、食欲もなく、足元がふらつくこともありましたが、元患者さんが丹精込めて育てたお米で炊いた「美味しいご飯」はとても有難く、体に英気を養ってくれるなと思います。おかげで、体重が戻ってきました。「美味しいご飯」を食べ過ぎないで、ちょうどいい体重を超えないように気を付けないといけませんね。

10月は実験に明け暮れましたが、11月は生殖医学会もあり、シンポジウムで発表させていただく予定です。年末まで残り少なくなってきましたが、自然災害には適わないことや、人の優しさや、ささやかな言葉ひとつが嬉しくも悲しくも、いろいろなことが勉強になるこの頃です。

マザーネイチャーへの挑戦、というのは、私の出身大学の発生工学研究室の教授がよく仰っていた言葉ですが、台風への挑戦をしてくれる研究者がいてくれたらいいなと思うこの頃です。私は、精子を守ること、受精、発生、その後の妊娠に結びつくような仕事ができるようにと思っています。

話は少し変わりますが、私の研究室の入り口には、今までの特許の特許証や商標登録証、海外特許証を飾っています。先週、精子への水素処置の特許証が届き、4つ目となりました。横にはアインシュタイン博士のパネルを置き、「よし、今日も頑張ろう。」と励ましてくれます。そして、今日も実験を進めて、患者さんの皆さんのお役に立てればと思います。