今年を振り返って
- 2017年12月19日
- 培養室
今年も残すところあとわずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。培養室の河野です。
少し気が早いですが、今年を振り返ってみます。私自身、1月のエンブリオロジスト学会で発表してから、ほとんど屋内に引きこもっておりました。36歳にもなって大学受験を決意したという経緯もありますが、やはり外に出て様々な分野の先生方と話さなければ、肩も、考え方も凝り固まってしまいますね。
今年引きこもった成果としては、培養用ラベルの開発がいよいよ最終局面を迎えています。患者様の為に少しでも良い製品を、と熱意のある素晴らしい企業と出会い、共同開発を行う機会に恵まれました。現在、最終候補製品を、当院と交流のある著名な先生方に試験使用していただいております。ラベル開発の経緯説明、使用方法についてデモンストレーションを行うため、11月から外に出る機会が増えてきました。試行錯誤を重ね、より良い製品にしていかなければなりません。来年は学会、デモ等でどんどん外に出て、私にしかできない仕事を頑張っていこうと考えています。
培養室としては、4月に入職したメンバーが日々培養技術を学び、練習を反復し、一人前の培養士へ向けて突っ走っています。培養室のメンバー一丸となって、来年も患者様の為に頑張っていきましょう。
全ての患者様に幸せが訪れますように。