保険診療と助成金
- 2022年2月21日
- 事務室・受付
こんにちは。
今日は4月からの保険診療と助成金について今現在分かっていることについてお知らせさせていただきます。
患者様からも多くお問い合わせいただいていますが、まだ分からないことが多く不十分な回答となってしまい申し訳ございません。
まず、保険診療についてですが、先日保険範囲と点数が発表されました。
今まで保険適用外でした人工授精、体外受精などについて保険診療が認められることになりました。
タイムラプス培養、PGT-Aは今回の保険適用からは外れました。
治療開始年齢と治療回数の制限は下記の通り設定されています。
40歳未満:移植回数6回まで保険適用
40歳~42歳:移植回数3回まで保険適用
43歳以上:保険適用なし
具体的な患者様の負担金額は以下の通りになります。
☆採卵術:9,600円
※取れた数に応じて加算があります。
1個 7,200円
2個~5個 20,400円
☆体外受精:12,600円
☆顕微授精1個:14,400円
2個~5個:20,400円
☆受精卵・胚培養管理料 1個:13,500円
2~5個:18,000円
※胚培養加算 1個:4,500円
2個~5個:20,400円
☆新鮮胚移植:22,500円
凍結・融解胚移植:36,000円
☆胚凍結保存管理料 1個:15,000円
2個~5個:21,000円
例えば採卵1個とれて、体外受精で受精し新鮮胚移植した場合は、
大体7万円くらいになります。
次に助成金についてご案内させていただきます。
保険診療に伴い、助成金制度は廃止になるのですが、経過措置があります。
まだ神奈川県からは具体的にどうなるのかお知らせがありません。
以下のURLから神奈川県の助成金について確認いただけます。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/cz6/cnt/f854/
東京都からのお知らせは
「対象となるのは、1回の治療の開始が令和4年3月31日以前であり、終了が令和4年4月1日から令和5年3月31日までの治療です。
(令和4年3月31日までに終了している治療は、現行制度が適用されます。)
※「1回の治療が終了した日」とは、妊娠の確認の日(妊娠の有無は問いません。)または医師の判断によりやむを得ず治療を中止した日です。」
と記載されています。
神奈川県にも当てはまるのか今のところまだ分かりませんがおそらくこのような方向で決まってくるのだと思います。
まだすべてが決定していないようなので分かり次第ご案内させていただきます。
患者さまもご不明な事が多くご心配かとは思いますが、随時お知らせいたしますので
お待ちくださいませ。
受付 八代