リスペクト
- 2022年3月12日
- 事務室・受付
こんにちは。受付の野尻です。
少し前まで冬季オリンピックが開催されていましたね。
私はフィギュアスケートが大好きで、DVDのハードディスクはほぼフィギュアスケート。
平昌オリンピックや世界選手権などすぐに見られるようになっています。
スマホをいじっていると、たまたまフィギュアスケートに関するクイズがでてきたので、なんとなくやってみると”フィギュアスケートマニア”の称号が。
映像を見て、ジャンプやスピンの名前を答えるものでしたが、ハマりすぎて見分けられるようになりたいと昔に調べていたのが、マニアだったとは。
たしかに、クリニックで流れるBGMを聞いて、これはあの人のあのプログラムだったな、とついつい思ってしまうこともあります。
世界中の人が注目していた羽生弓弦選手のクワッドアクセル(4A)の挑戦。
彼が試合直後のインタビューで、まだ4A が認定されたかどうかわかっていなかったので、この挑戦について「努力は報われなかったですけれど…」と話していました。
これを聞いて、計り知れない努力をしてきたであろう人が、なんで…と、とても悲しい気持ちになると同時に、なんとか認定されますようにと祈る思いで聞いていました。
彼のこのオリンピックのプログラムとこのインタビューはこの先ずっと忘れないと思います。
今回のオリンピックでは思いがけず1番印象に残ったのが、スノーボードのハーフパイプでした。
これまで絶対王者だったショーンホワイト選手が現役ラストランで失敗してしまったものの、ゴーグルを取ったその顔はうっすら涙をうかべながらもとても晴れやかで清々しく、ひと目でやり切ったのだなと感動してしまいました。
この種目で金メダルをとった平野歩夢選手。
ショーンホワイト選手が派手なパフォーマンスでも会場を沸かせてアピールするのに対し、「自分は滑り一つで周りを黙らせる。滑り一本でみんなを認めさせる」と語っていたことを知り、なんだか日本人らしくてかっこいいなと思ってしまいました。
まさかの低得点の2本目の滑りから、怒りをうまく昇華させた3本目の滑りはまさしくそういうことであったのだろうと、本当にクールでかっこいいと思いました。
平野選手は、長年この種目を牽引し、35歳になっても挑戦し続けるショーンホワイト選手をリスペクトしていたし、ショーンホワイト選手は、「アユムは想像以上にすごかった。誇りに思う」と話していました。
この二人のハグには胸が熱くなりました。
ハグつながりでもうひとつ。
女子スノーボードビッグエアの岩淵麗楽選手。
逆転を懸けた3本目に女子初の大技トリプルコークに挑戦。惜しくも成功とはなりませんでしたが、その挑戦に各国の選手が次々にハグするシーン。
ライバルといえど、同じ目標に向かって努力するもの同士称え合う姿は気持ちのいいものだなと、改めてスポーツが好きになりました。
北京オリンピックの閉会式の中で、このオリンピックでのハグするシーンだけが切り取り、つなげられた映像が流されます。
もう何度も何度も見ているのですが、、、毎回泣けます!スポーツっていいですね。
そんなこんなで、触発されて調べたところ、平塚に年中スノーボードができる場所があるようなので、久々やりに行ってみようというのが今年のひとつの目標です。