旅行♪
- 2013年1月21日
- 看護室
年末年始のお休みに世界遺産でも有数のイタリアへ行ってきました。
以前からヨーロッパは憧れの地でいつかは行ってみたいなぁと思っていました。
こんなに早く夢が叶い、ヨーロッパのひとつイタリアに行くことができるなんて本当に夢のようでした。
今回、ポンペイ・ナポリをはじめ、ローマ・フィレンツェ・ピサ・ヴェネツィア・ヴェローナ・ミラノを巡ってきました。
イタリアの街並みは本当に美しく、家屋やビルなどもおしゃれ。
テレビや本で見る景色そのもので、どこを見渡しても絵になる風景でした。
映画『ローマの休日』で目にした、ローマの真実の口、コロッセオ、トレヴィの泉…いつもは画面や紙面を通して見ていた風景を実際に自分の目で見ることができ、感激するのと同時に信じられない気持ちでいっぱいでした。
今回のイタリアで特に心に残ったのはフィレンツェ。
ミケランジェロ広場からの眺めは最高でした。
残念ながら当日は雨が降っていたので霧がかっていましたが、それはそれで幻想的な風景でした。
左はヴェッキオ宮殿、右がサンタ・マリア・デル・フィオーレ教会
十年ほど前に上映されていた『冷静と情熱のあいだ』の一場面、サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会のドゥオーモ(大聖堂)のレンガ色のクーポラ(ドーム屋根)を背景に鐘の音が鳴るシーン。
本当に全く同じで、涙が出そうなほど感動しました。
※サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会は大聖堂(ドゥオーモ)、サン・ジョバンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼から構成されています。
実際にサンタ・マリア・デル・フィオーレ教会を目指して歩いていた時のこと、建物の合間からレンガ色のクーポラが見えて「あれが有名な屋根だ!」と胸が躍ったのは束の間。
路地を通り抜け、視界が開けた瞬間、心を打たれました。
白、ピンク、グリーンの大理石の幾何学模様で飾られたドゥオーモがそびえ立っていました。
一瞬目を疑うようなくらい繊細なドゥオーモの外壁。
こんなに大きな建物なのに細部までひとつひとつが美しい。
日本では決して見られない独特の美しさ。
その壮大さにもデザインにも圧倒されっぱなしでした。
ちなみにドゥオーモは地上から頂上まで107m、ビル30階分の高さがあるそうです。
聖堂内に一歩踏み込むとまた別世界。
約3万人収容可能な広さだそうです。
天井が高く、クーポラ内側のフレスコ画「最後の審判」もため息が出るような素晴らしさでした。
本当はドゥオーモのテラスとジョットの鐘楼にも上ってフィレンツェ歴史地区(ユネスコの世界遺産に登録されています)のレンガ色の街並みとクーポラを眺めたかったのですが、どうしても行きたいお店があったので買い物に走り、身体が火照ったところでおいしいと聞いたジェラート店で本場のジェラートをほおばってきました。
一緒に行った友人をはじめ、参加したツアーの方々とも仲良く楽しく過ごせた旅行でした。
また、海外旅行という新しい楽しみ方を知った年明けでした。
みなさまも今までと違った楽しみ方を見つけたり、新たなことをスタートできる年となるとよいですね。
本年もみなさまが心穏やかに過ごされることを心よりお祈り申し上げます。
看護師 黒田