自分を大切に|山下湘南夢クリニック|藤沢市の不妊治療/体外受精

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自分を大切に|山下湘南夢クリニック|藤沢市の不妊治療/体外受精

自分を大切に

 
落ちているボールは誰かが拾わなければ
どんどん溜まり放置されていく。
誰かが片付けなければ綺麗にはならない。
 
私は放置されっぱなしのものを
見て見ぬふりして放置し続けるのは難しく、
つい手を出してしまう
そんな縁の下の力持ちタイプです。
 
気付いたら両手いっぱいになっているボールを見て、
頑張りすぎ とか
一生懸命すぎる と言う人ほど、
手を貸してくれたり
代わりにボールを拾ってくれることは
なかったりするもので。
 
野球でもテニスでも
ボール拾いをして
一生懸命綺麗にしている人がいるからこそ、
自由に動くことが出来ているのに。
 
 
 
私は根が口下手で
自ら努力や成果をアピールするタイプではないので、
片付けるために
どれだけ自分をすり減らしていても
それが地味に大変な作業だったとしても
積極的にアピールすることはしないから
その頑張りは周りの人には見えなくて。
ボール拾いが当たり前みたいになっていく。
逆に積み重なり増えていくのは心労で、
時間が減ったことで睡眠不足になり
疲れや体調不良も積み重なる。
だからプライベートの時間が作れなくなる…
そんな悪循環が以前まではずっとありました。
 
状況は違えど
同じように思いながら毎日を頑張っている患者様もいると思います。
 
不妊治療だって
仕事をしながら通院するのは体力も必要で
とても大変な事だと思うし、
先の見えない不安で心労は積み重なり、
頭の片隅にはいつも治療があって
治療中心の生活になってしまっている人もいるかもしれません。
たとえ自分のためにしていることだとはいえ
その頑張りは周りからは見えなくて
でもその裏には計り知れない努力があるのだと思います。
 
 
私は入職した当初から“心に寄り添う対応”を心がけてきました。
自分の身の周りだけでいい。
ただ対応すればいい。
ではなく、
目の前にいる人がどんな人なのか?
何か困っていないか?
不安を感じていないか?
助けを求めていないか?
“逆の立場だったらどう思うか”を
考えるようにしています。
 
治療を続けて頑張っている方は、受付にいた私でも見てわかります。
 
いつも頑張っているからこそ、
私はその方々が当院にいる間は
少しでも心穏やかに過ごしてもらいたいし、
そういう事に自然と気付ける人が
本当の意味で“心に寄り添う対応”が出来る人だと私は考えています。
 
 
私はそこを意識して今までずっと行動していたのですが、
ここ数年は自分が抱えてるもので
いっぱいいっぱいで
自分の存在価値がわからなくなっていて、
患者様に対してもちゃんと対応出来ていたか心配になることもありました。
 
でも、昨年は患者様から
「貴方が1番話しかけやすいから、色々聞いてしまいます。いつも丁寧にありがとう。」
「もしかしてこの前お電話で対応してくださいましたか?あの時はお声がけに安心しました。本当にありがとう。」
「初めての採卵の日、不安になっていた私に声をかけてくださり安心しました。」
「また治療再開する時もお会いしたいので、それまでここにいてくださいね」
などといった言葉をくださる方や
お手紙を書いてくださる方までいらっしゃって。

嬉しい言葉をいただいて
その気持ちや考え方、行動は
間違っていなかったんだと思えました。
 
 
お声がけいただいた言葉はずっと忘れないし
心の支えとなっていたし
お手紙は私の大切な宝物です。
 
 
今は環境が変わりましたが
患者様にはすぐお会い出来る所にいるので、
私も引き続き患者様のお役に立てるよう行動していこうと思っています。
 
 
 
そして私の2025年は、
とにかく自分を大事にする年にしたいです。
したいというか、します。
 
自分を犠牲にしすぎない
たくさん寝て食べて運動もして
好きなことに囲まれて
自分をたくさん幸せにする

そんな年にします。
 
 
 
 
 
 
昨年末、友人のおかげで初めてバスケの試合を観に行くことができました。
高校バスケのウィンターカップ2024です。
 
以前このブログでも書いた、
現在NBAで活躍している河村勇輝選手の母校「福岡第一高校」を応援するためです。
 
 
友人が用意してくれた席はコートサイド席。間近でプレーを見れる特別席です。
 
初めての観戦なのにこんなにすごい場所で観させてもらえて、もう大興奮でした。

実はこの写真に写っているのですが
日本代表でも活躍する富樫勇樹選手が
チーム応援席に見に来ていました。
 
それもそのはず
福岡第一の対戦相手、
左側の赤いチーム「開志国際高校」の監督は富樫勇樹選手のお父さんなのです。
 
そして福岡第一側にもプロの選手が2名見に来ていました。
 
試合中は席が近いがゆえに応援の声が選手に届いたのか、
こちらを見て頷いてくれたりもしました。(特大ファンサ!)
最後まで大接戦の白熱した試合だったので、さらに応援にも熱が入りました。
 
結果、この試合は福岡第一高校が勝利しました。
 
 
後から知ったのですが
この日の夜、福岡第一はエース複数人らが食中毒になり体調不良になってしまったそうです。
まさかそんな状態だったと思えないくらい、翌日の試合ではめちゃくちゃ頑張っている姿を見せてくれました。
 
高校生からパワーを貰って、
どんなことがあっても諦めずに戦う姿勢に感銘を受けました。
 
頑張ってる人ってやっぱり素晴らしいなと心からそう思いました。
 
 
経理室 宮崎