日焼け
- 2015年8月5日
- 培養室
ブログをご覧の皆様こんにちは。
外に出るとうだるような暑さが続いていますが、体調くずされていないでしょうか。
さて、前回5月のブログでアクアスロンの大会に出場するということを書きましたが、5月の最終日に熱海で行われた大会に参加しました。今回はそのことを少し書きたいと思います。
アクアスロンという競技、あまり聞きなじみがないと思いますが、トライアスロンから自転車を抜いた競技と言ったらわかりやすいと思います。スイムの後にランを行う競技です。コースはスイム1.5km+ラン10kmの長丁場で、今とほぼ変わらぬ暑さでした。
海もきれいだし暑いし気持ちいいスイムになると思っていたのも束の間、スタート直後の蹴り合い、そして熱海の豊富な栄養で繁茂した藻たちにひるんでしまい、スタート直後からリタイアの文字が頭によぎりました。初めてのアクアスロンの洗礼でした。しかし、泳ぎ続ければいつか必ず着くということを考えながらなんとか泳ぎ切りました。海から上がりランに入ろうとするときには先頭とは何kmも差が付いていました。
スイムとは異なり、ランでは暑さという敵が現れます。走り始めは大丈夫かなと思っていたのですが、上からの日差しと下からの照り返しが続き途中何度も脚がつりそうになりました。速足の方が早いのではと思うほどゆっくりになってしまいましたが、最後は精神力で走破しゴールすることが出来ました。今大会の目標は“完走”でしたので、無事に成し遂げることができました。
レース後思いもよらない完走の印が付いてきました。レースに参加する選手はゼッケン番号が腕か手のひらに油性ペンでナンバリングされます。レース後にその番号を洗い落としたら、番号の部分のみが日焼けせずに下の写真のように腕にくっきり残ってしまいました。半そでを着ると少し見えるので恥ずかしいのですが、完走のいい記念になりました。
最後に培養関連の話になりますが、先日日本臨床エンブリオロジスト学会主催のサマーワークショップに参加しました。実習も含めた講習会で講師の先生一人につき二人の受講生という内容の濃い講習になりました。私と一緒に受講した方は新潟にあるクリニックの培養士の方でした。実習していく上でメキメキと上達する姿を見て私も頑張らなければ思いました。他施設の方との横のつながりもでき非常に有意義な講習会となりました。
培養部 中嶋