きっかけ
- 2015年11月21日
- 事務室・受付
最近、部屋の片づけをしようとクローゼットの奥の物を引っ張り出して
てみたところ、懐かしいものが出てきました。
高校2年生の時に部活で出場した、東日本大会の時のパネルです。
久しぶりに見て、当時の事を思い出しました。
私が通っていた高校は当時、県内で常にベスト4に入る高校でした。
その高校の監督に指導してもらいたく、受験勉強をすごく頑張りました。
そして将来は実業団に入ってプレイするのが夢でした。
ところが大きな怪我をしてしまい、医師にやめるよう言われました。
どうすればいいか途方にくれていた私に、ある日監督はこんな事を言いました。
「怪我をしてやりたい事ができない悔しさは解るが、これも1つの経験だ。
怪我をして辛い・悔しい気持ちは本人にしか解らない。
そんな経験をしたお前だからこそ出来る事があるだろ?
今、お前がチームの為に出来る事、お前だから出来る事を考えてみなさい」
そう言われたのを今でも覚えています。
その後、私は出来る範囲での練習の他に、テーピングの巻き方や怪我をした時の
応急処置を勉強しました。
怪我をした人のテーピングを巻いたり、精神的なフォローをする事が私がチーム
の為に出来る事だと考えたからです。
そんな経験があり、私は医療事務という道に進む事を考え始めました。
当時は、整形外科で働きたいと思っていたのですが、初めて働いた大学病院で
産婦人科に配属された事がきっかけで不妊治療とはどんなものか知り、同じ女性
としてお手伝い出来る事が出来たらと続けてきて今に至ります。
懐かしい物を発見した事から、懐かし思い出とともに初心を思い出しました。
あの頃の気持ちを忘れずに、思いやりの心を持って仕事をしたいなと改めて
思いました。
受付 清水