「宝くじ」
- 2016年5月30日
- 研究室
春から初夏の陽射しになったこの頃ですが、皆様お元気でしょうか?
高度生殖医療研究所の中田です。
5月は出張に始まり、出張に終わる月となり、15日間、出張という過去最高日数を記録しました。その間、学会が2回あり、ひとつは新潟で開催された卵子学会で2題発表し、もう一つは六本木ヒルズで開催されたナースARTアカデミーという学会で座長を務めさせていただきました。
ナースARTアカデミーはハラメディカルの原先生が主催の看護師さん向けの最新のARTを発表する学会です。日本を代表する医師や研究者による研究内容から臨床内容の発表など幅広い内容が報告されていました。私は座長として声をかけていただいたのですが、会場は看護師さんや培養士さんで立ち見がでるくらいでした。うちの看護師長の山崎も来ていましたので、座長をする様子を見られるのはとても恥ずかしかったです。外部の方ばかりだと緊張しないのですが、同僚がいると緊張してしまうのは不思議ですね。でも、とても貴重な機会をいただき、原先生に感謝していますし、たくさんの出会いに感謝です。
話は変わりますが、学会が落ち着いた5月4週目の月曜日、私は生ガキに当たりとても苦しい思いをしました。深夜救急に行き、なんとか嘔吐はよくなりましたが、翌日は出張でした。もうこれ以上は悪くはならないだろうと思って実験していましたが、とにかく座っているのがつらい。お腹は空くけれど、腸が追いついていかない状況でしたので、目の前に生えている草までもおいしそうに見えてしまうような体と精神の限界で実験していました。
実験先の先生から、「そんな時は宝くじを買ったほうがいいかもしれないよ。」と言っていただいたので、宝くじ(ドリームジャンボ)を購入しました(勧めていただいたことはとにかくやってみます)。祖母の仏壇にあげてお参りしつつ、当たらないかもしれないけれど、当たったら何をしようかと考えてしまいます。
高額当選したら、小さな研究所を作って顕微鏡のセットを置いて、研究所の外には祖母の仏壇にあげるお花が毎朝採れて、ちょっとしたハーブや野菜を実験栽培できるような畑が欲しいです。仕事で顕微鏡を見ていても、自宅で夜中に野菜や花を顕微鏡(ハンズで買った、1万円の顕微鏡)で見ていると楽しいので、よほど好きなんだろうなと改めて思います。
写真は、ナースARTアカデミーの時の写真で、HORACグランフロント大阪クリニックの森本院長に撮っていただいたものです(大画面に自分の顔が映っていてかなり恥ずかしいのですが。かなり真面目に仕事したと思います。)。