ASPIRE2018「自分の発表スタイル」
- 2018年4月22日
- 研究室
四月も半ばを過ぎましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
高度生殖医療研究所室長の中田久美子です。
4月12日から15日に台湾で開催されたASPIRE(アジア生殖医学会)に発表に行ってまいりました。今回も2題発表で、1題はポスター発表、もう1題は口頭発表してきました。
一緒に参加した同僚が中国の人のガッツには驚いた、と言っていたので、言えなかったことがあります。それは私はポスター発表の際に、聴きに来てくれた人にはもちろんのこと、前を通る人でポスターを見た人は片っ端から捕まえて、ポスターの説明をして、ミニポスターを渡していたことです。中国の人も少しタジタジな感じでした(私は日本人ですが、ガッツさでは中国の人にも日本人にも負けるつもりはないです)。口頭発表は真っ赤なチャイナドレスと真っ赤な髪飾りで気合を入れて発表をしました。座長の先生(台湾医科大学の先生)が終わった後に近くに来てくださって、素晴らしいドレスと素晴らしい発表だったと褒めてくださったことは本当に嬉しかったです。日本から来ていた別のクリニックの友人たちや着替えた直後に会った面識のない中国の人、インドネシアのご家族が素敵だね!と言ってくれたのも嬉しかったです。
何にしても、自分の発表のスタイルを持ち、自分が一番かっこいいと思う、自分が一番楽に表現できる状況を作ることが、自分の最大限を引き出してくれると思うので、今回は75%くらいの出来だったと思います。
残りの25%は口頭発表、もちろん英語での発表というところでの減点です。今回で2回目の口頭発表になり、1回目の発表後に次の発表までに英語をもっとうまくなる!と決意してから3年後にあたりますが、日本語のようには行きませんね。
1回目の時には、個人レッスンの英会話を始めたばかりでしたが、今回は前回よりは少し上達したかなと思います。しかし、まだまだ全然、というのを改めて思い知るいい機会になりました。この3年間は、1週間に1度の個人レッスンの他に、毎日6分間のリスニングをする、2日か3日に1度TEDというプレゼンテーションを見る、毎日のご飯作りを一人でぶつぶつ英語で説明しながらする、というのを続けましたが、毎日の量は多ければ多い方がいいのかもしれませんね。なかなか時間が取れない中で集中してできたのが6分、というのをもう少し見直して、時間を作ることにしました。悔しいと思うことは良いことで、次回の目標になりました。
タイトルの説明になりますが、台湾の街並み、台北の中心部(学会会場のあたり)は日本に例えるなら新宿都庁の周辺のホテル、そのすぐ周りにアメ横(アメ横の10倍くらいの活気がある)があるような感じでした。会場に行くまでにそのアメ横を通りましたが、色鮮やかな野菜、果物が並び、その中に鳥の丸焼きがつるされていたり、魚の頭だけが50匹くらい綺麗に並べられていたり、と見るものすべてが不思議でした。同じアジアでも文化の違いには驚くことが多いなと思いますが、共通認識の多いアジアの方々とこれからもいい関係で行けたらと思います。
発表中の私です。練習の時の方が緊張していました。。。
午前中から人がたくさんいる市場でした。夜中1時くらいまで開いているそうです。
台湾の方々って元気ですね!