上海蟹の季節
- 2018年10月13日
- 培養室
暑さが少し残りつつも、朝夕日毎に涼しくなっておりますが、皆様お元気でいらっしゃいますか。
金秋を迎え、上海蟹が食べごろになりました。
中国語の「九雌十雄」という言葉がありますが、旧暦の9月と10月を指しているため、現在日本使っている西暦で言えば、10月と11月になります。
上海蟹は体型が小さい河蟹です。
蟹肉を楽しむ日本の蟹とは異なり、蟹みそが一番の楽しみです。
オス、メスで蟹みその味わいが全く異なるので、食べる時に自分の好みに合わせて選べます。見分け方は簡単で、腹に三角形のふんどしがついているのがオス、丸いのがメスです。
メスは卵が混ざっているため、みそが濃いオレンジ色になり、食感はあっさりです。卵が多いほど固まります。オスだと、ちょっと白っぽいクリーム状になり、濃厚な味がします。
上海蟹の料理は非常に多いですが、家庭で蒸すだけでもとても美味しいです。
原理は分かりませんが、中国で上海蟹は体を冷やす食べ物とされているので、お酢と生姜と合わせて食べるのが一般的です。
先週友たちとの上海蟹パーティー
もし興味がありましたら、是非食べてみてください。
培養部 陳