「夏の日の思い出」|山下湘南夢クリニック|藤沢市の不妊治療/体外受精

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「夏の日の思い出」|山下湘南夢クリニック|藤沢市の不妊治療/体外受精

「夏の日の思い出」

皆様、酷暑が続きますがいかがお過ごしでしょうか?

高度生殖医療研究所の室長の中田です。

 

先週末に受精着床学会が千葉の幕張で開催され、2題発表して参りました。

しかしながら、その週の前半から発熱とひどい頭痛、倦怠感とふらつきがひどく、絶不調な中で参加しました。この症状、もうすぐにお分かりかと思いますが、おそらく「熱中症」です。頭と首に保冷材を巻き、ポカリスウエットと梅干を飲んでは食べていましたが、台風のおかげで気温が下がり始めると、体調が戻りはじめました。

学会発表ではたくさんの方々が来てくださったので、私のテンションも上がり、発表自体はいつも通りできたかなと思います。学会ではいろんな方と会い、たくさんの情報を得ることができ、実りの多い学会でした。

 

今回のタイトル、「夏の日の思い出」ですが、私の子供の頃、もう30年前くらいになりますが、今のような高い気温の日はなく、30℃を超えると「夏日」と言われていたなと思い出します。子供の頃の夏休みは、朝は毎朝のようにラジオ体操に行ってスタンプをもらい、小学校のプールに午前中に通い、午後からは水着を絞って近くの市民プールに行き、プールの後はプールの近くに毎日来ている屋台でおでんを食べ、夕方に盆踊りがあれば自転車を飛ばして行き、帰りに近所の銭湯に入る、寝る前に自分の水着を洗って干す、習い事のプールがあった日は1日に3回プールで泳ぐ、そういう夏休みを過ごしていました。プールが好きで好きでしょうがなく、日焼けで皮がむけるのは夏に2回はあったと思います。

8月の終わりごろになると、毎日のお天気とお手伝いを記載する宿題を忘れていたことに気づき、気象庁に電話をかけて、夏休み中のお天気を教えてもらう、というのを繰り返していました。他の宿題は夏休みが始まった頃に終わらせてしまっていたのですが、早く終わらせるとどこにしまったかを忘れて、夏休み最終日に探し回る、というのも恒例でした。

しかし、何歳の頃だったかを忘れましたが、午前中のプールの後に家に帰ってから、頭痛がひどくなり、発熱しました。祖母が氷を砕いてくれた氷枕をして、扇風機の風を足から当てて、祖母が作ってくれた、レモンを入れた三ツ矢サイダー、夏みかんのはちみつ漬け(ちょっと塩を足したもの)、スイカの皮の浅漬けを食べて寝ていたのを思い出します。その頃は、もう翌日にはプールに行く、というくらいに元気でしたけれど。

 今から思えば、祖母の作ってくれた夏みかんのはちみつ漬けやスイカの皮の浅漬けは塩分や糖分、ビタミンが豊富なものだったから、それを食べたのが良かったのかもしれない、と思い出します。小児喘息がひどい子供時代でしたが、からっと暑い夏は、体調は絶好調で、家にはほとんどいない、プールでぷかぷか浮かんで泳ぎつつ、新しい泳ぎを開発したり、プールのクラスの進級ばかりが頭にある夏でした。熱中症の思い出とともに、夏の日の思い出です。

 皆様は子供の頃、どんな夏を過ごしていたでしょうか?今は、OS-1やポカリスウェットなどの飲み物や栄養価の高いゼリーなどもありますが、やはり、食物から摂取した方がいいのかもしれないですね。

健康で仕事ができる有り難さ、今までの友人たちとの時間や新しい出会いを大切にして、暑い夏を過ごしたいなと思います。

写真は学会発表中の私です。同じ時間に発表で忙しかったのに、うちの培養室長が撮影してくれました(*^-^*)