『努力は必ず報われる』
- 2021年4月17日
- 事務室・受付
皆さまも、先日行われた競泳日本選手権での池江璃花子選手の優勝インタビューでの、
涙ながらのこの言葉、記憶に新しいのではないでしょうか。
私は初めてアスリートのインタビューで胸を打たれ、涙しました。
皆さまもご存じの通り、池江選手は急性リンパ性白血病の診断を受け、約1年もの闘病生活を終えて戻ってきました。
病魔との戦い、辛い抗がん剤治療、本人は一度だけ家族に、こんなに辛いなら死んでしまった方が良いと口にしたことがあったそうで、一流アスリートでも心が折れてしまうほどの辛い闘病生活だったことがうかがえます。
その間に、以前アスリートとして活躍されていた時より18kgも体重は落ち、もちろん体力も筋力も落ちてしまいました。
でも、池江選手はとても前向きで、洋服屋さんに行って、足が細くなったから、今まで似合わなかった服も着れるようになった!と笑顔で言っていました。
退院してからも、自宅でトレーニングをし、3ヶ月後にやっと医師からプールに入る許可が下り、久しぶりにプールに入る池江選手は、周りのコーチや仲間にも無理するな、と言われるほどやせ細って筋肉も落ちて、見てるこちらも心配になる様子でした。
でも、とにかく『泳いでいない自分になんの意味があるのか』練習が好き、泳ぐのが好き、と、とにかく前だけを見て、今の自分が自分だから、過去を振り返る必要はないと、前を向き、努力あるのみと言っていました。『出口のないトンネルは無いんだ』と。
まだこの世に生をうけてから20年しか経っていない彼女に、(ありきたりな言葉しか浮かびませんが)ものすごく勇気と感動と感銘をうけました。
かのイチローも『天才は1%の才能と99%の努力』と言っているように、世の中の全ての活躍している人達は、奇跡なんかじゃない、努力の賜物なんだと心の底から尊敬します。
昨今は努力や根性、がむしゃらや必死がカッコ悪い、ダサいものと思われているふしがあります。
私も高校生の頃、体育会系の部活にいて、まさに根性の世界で、あの頃はまだ練習中に水分も取ってはいけないというような間違った認
識の時代でしたので、本当に倒れてしまう前に、トイレに行くと偽って、手洗い場の水道で水を飲むような事もしていました。
最近では、あまり厳しい練習なんかはパワハラなどと言われて、難しいのかもしれませんが、やはり何事も努力無くしては達成出来ないのだと感じます。
私は今回初めて、オリンピックで特別に誰かをとても気にかけ、応援させてもらおうと思っています。
私も頑張んなきゃ!
20歳の女の子がこんなに頑張ってるんだからと番組を見て深く感動しながらそう思いました。
まずは前回ブログにも書かせて頂いたスイッチのリングフィットアドベンチャーをいそいそと引っ張り出して来て、
リングフィットの人にも『3日ボウズ』と言われ、家族にも冷たい目で見られながら2ヶ月ぶりにやりました。
たった数十分間で息が上がり、うっすら汗もかいてやめました。
アスリートの人達、やっぱりスゴイなあ。
受付 峰山