しっぽのお守り
- 2021年1月28日
- 看護室
こんにちは。
日本中の溜息が空の上に漂っているからか、毎日寒い日が続いています。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
今年初のブログになりますが、すでに1月も終わろうとしています。
お正月は相変わらずどこにもいかず、母と駅伝を観ながら朝からお酒を飲むというなんとも自堕落な生活を送っていました。
気が付けば、あっという間に太ってしまい体重計を見て驚愕しました。過去最高の重量を叩き出し、本気でダイエットを始めて2週間が経過したところです。
無理のない範囲で食事を減らし、筋トレと毎日3km~6kmをウォーキングしました。多少の変動はあるものの、体重は元に戻すことができました。現在は目標体重に向けてゆっくりと減らしていけたらなと思っています。
最後になりますが、先週夢を見ました。
昨年亡くなった愛犬が、台所に続く扉の前で元気に尻尾を振っていました。私はその後姿をすりガラスの越しに見ていて「あら、そうちゃん帰ってきたの~」と、嬉しそうな母の声が聞こえて、そのあとすぐに夢から覚めてしまいました。
ほんの数十秒の短い夢でした。
愛犬の顔も見えなければ、触れることもできませんでした。
ただ、その夢から覚めたあと、不思議と憑き物が落ちたように心がすっきりしていることに気づきました。思えば、新型コロナウイルスで鬱屈とした日々、愛犬を亡くした喪失感、不安や焦燥感など様々な感情に翻弄された1年だったように思います。その鉛のように心の奥底に沈んだ負の感情を愛犬が持って行ってくれたのかもしれません。
この不思議な夢を思い出すと、今でも涙が溢れてきます。
これまで夢に出てきた愛犬は晩年の弱っている姿だったので、目覚めるたび悲しくなりました。そんな私を見かねて「僕はもう大丈夫だよ」と会いに来てくれたのかと思うと切なくて嬉しい、温かな気持ちに包まれます。
「私ももう大丈夫だよ」と、いつかまた夢で逢えたら私も伝えようと思います。
そして、この夢をお守りのように大切に抱きしめて、前向きに明るく仕事に取り組んでいきたいと思います。
これからも厳しい寒さが続くと思いますが、皆さまどうぞご自愛ください。
助手 今野