アンディー・ウォーホル展へ行ってきました。
- 2014年4月25日
- 事務室・受付
こんにちは、受付の中西です。
先月、森美術館で開催されている、「アンディー•ウォーホル展:永遠の15分」へ行ってきました。
ウォーホルと言えば、キャンベル・スープ缶やマリリンがとても有名で、
興味の無い方も、1度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
今回の展覧会は国内史上最大規模で、400点もの作品が一堂に会すということで、
本当〜〜〜に見応えがありました。
ウォーホルの主な作品の特徴は、既存の広告やプロダクトデザインを、そっくりそのまま作品化していること。
作品の意味を読もうとして、絵画のオリジナリティを否定したいのか?とか、大衆消費社会を皮肉っているのか?などと考えてしまいますが、
ウォーホル曰く、制作のメッセージは何もないとのこと。
ただ単純にその対象が大好きだから、作品化する。
貧困な幼少期を過ごした彼は、日常にごくありふれた商品を特別に感じ、心惹かれてやまなかったのでしょう。
裏を読もうとするのはやめて、素直な気持ちで鑑賞しているうちに、肯定も否定もせず、優しく時代を見つめたウォーホルの愛を(勝手に)感じ、何とも温かい気持ちになりました。
たっぷり3時間ウォーホルを堪能し、へとへとになりながらも満足感でいっぱいでした。
会期は5月6日まで。気になった方は、ぜひゴールデンウィークに脚を運んでみてください。
受付 中西