こんにちは。受付の宮崎です。

先日、帝国劇場で上演されているミュージカル『エリザベート』を観劇して来ました。
大変人気のあるミュージカルで、2010年から5年越しで再演される事が決まってから、とても楽しみに待っていました(*^^*)

エリザベートは、19世紀末のハプスブルグ帝国(オーストリア)が舞台となるお話です。
主人公エリザベートは自由な心と魂を持つ女の子で、少女時代に一度木から落ちて生死を彷徨い、その時に黄泉の帝王トートと出会います。
トートはエリザベートを一目見て恋に落ち、彼女の命を奪わずに助けます。

その後、成長したエリザベートは縁あってオーストリア皇帝のフランツ・ヨーゼフ一世と結婚しますが、伝統と格式を重んじる宮廷との軋轢の中で苦しみ、次第に生きる意味を見失っていきます。

その度にトートは死の世界にエリザベートを誘います。
しかしエリザベートはトートを拒み、孤独と戦いながらも現実の世界を生きようとします。

やがてウィーンを離れヨーロッパ中を放浪する日々を送り、その旅の果てにエリザベートはルキーニにより暗殺され、黄泉の世界へトートと2人で旅立って行くという作品です。

この作品の見どころはやはり、黄泉の帝王トートです！
トートを演じている城田優くんが好きという個人的な理由もありますが（笑）、彼の青く凍った冷酷な面と、エリザベートに対する切なくも力強い愛がものすごく溢れていて、歌と演技に鳥肌が立つ位の迫力がありました。

もちろん、他のキャストさんの演技にも終始感動をしておりましたが、トートの演技に完全に引き込まれてしまう程、非常に素晴らしいものでした！

作品自体は暗めなお話ではあるのですが、見終わった後は何故だか心が洗われスッキリします。
最後は観客皆スタンディングオベーションでカーテンコールを迎え、興奮覚めやらぬ形で幕を下ろしました。

あんなにも素晴らしいミュージカルを観たのは初めてでしたので、私の人生の中で記憶に残る作品に出会えたと思いました(^^)

8月26日の千秋楽まで既にチケットが完売しているようですが、本当におすすめしたい作品ですので、皆様も機会があればぜひ足を運んでみてください♪