七夕
- 2018年7月7日
- 事務室・受付
こんにちは。
今日は七夕ですね。
七夕と言えば織姫と彦星のお話ですよね。
結婚するまでは、お互いに仕事に一生懸命だった織姫と彦星が、
結婚した途端2人で遊びほうけてしまい、怒った神さまに川を挟んで離れ離れにされ、
年に一度7月7日しか会えなくなってしまうと言う物語です。
私の記憶では七夕に雨が降ると2人は会えないとされていて、
毎年今年も雨で会えないのか…と思っていました。
地域や物語によっては、雨でもちゃんと会えているようですね。
そして、七夕には笹に願い事を書いた短冊を飾ります。
子どもの頃には必ず行っていたイベントですが、、、はて?
一体なぜ願い事を書いて、誰が叶えてくれるのか?と、
今さらながら、その事を知らないと気が付きました。
早速調べてみました。
織姫の機織りのような優れた技術にあやかって、技術などが伸びて欲しいという願掛けでした。
この願掛けとして、イモの葉の露で墨をすると書の技術が上達するといわれたり、
カジの葉に歌を書いて思いをつづるという習慣から、
「七夕にはお願い事をするもの」という習慣に変化してったそうです。
願い事の受け取り手は織姫で、七夕の願い事は織物が得意分野とされる織姫にあやかって、
自分も織物や裁縫などの手習いごとが上手になるようにということで、
願いを短冊に書いていたとされています。
昔は笹の葉が「神様が降りてくる目印」と言われるほど神聖な植物だそうで、
きれいに飾り付けをすることで、神様が目印にして降りて来やすいとのことから、
短冊の風習が始まり短冊に願い事を書いておくと、降りて来た神様の目に留まり、
願いを叶えてくれるとい言い伝えからと言うものもありました。
七夕で願いを叶えてくれる理由としては、願いを込めるということで強い意思を持ち、
自分の力で実現させるよう努力をすることで達成できるように想いを込めることで
願いが叶うと言われています。
織姫が願いを叶えてくれるというより、自分で願い事を織姫に誓うことで願いのために
自分自身が努力したり、強い意思を持つように心がけることで願いが叶うと信じることにつながるので、
七夕に織姫に向けて願い事を誓い、決意表明をして強い想いを持つことで
願いが叶うように自然と努力するようになり、七夕に願いが叶うと言われるようになっていった
という事だそうです。
自分の叶えたい事を織姫に誓うものだったのですね!
子どもの頃には突拍子もない願い事を書いていた様な気がしますが、
次からは自分の努力の範囲内で叶う願い事をしようと思いました。
各地で大雨特別警報が出されていますね。
ニュースなどで被害状況や、避難指示などを目にし、
これ以上被害が拡大しない事を願うばかりです。
受付 八代