夏の思い出
- 2024年9月7日
- 事務室・受付
こんにちは。受付の野尻です。
今年の夏も茅ヶ崎花火大会へ行ってきました。いつもは海岸で見ている花火大会ですが、今年は有料席を取ることにしました。
1時間前くらいに着くと、まだ出店の列もほとんど並んでいなくて、ビールもかき氷も、漁港のお店のおつまみも簡単に手に入りました。
有料席の前はスペースが広く、ビールを飲みながら夕暮れを眺めて、花火大会が始まるまで快適に過ごしました。
海面から打ち上がる水中孔雀花火をしっかり海面から眺められるのも、有料席の特権だなと思いました。
今年は記念すべき50回目の大会だそうで、いつもとは違った、音楽と連動した打ち上げ花火もありました。
こちらは風向きの関係かあまり音楽が聞こえなかったのは残念。
もうひとつの有料席であれば聞こえたのかもしれませんが、そちらはかなり混雑。
花火大会開始の2時間以上前から席取りに並んでいる人も多くいました。
それを考えれば、花火は綺麗に見られるし雰囲気は味わえるし、広々のんびりゆったりで大満足でした。
色鮮やかな花火も好きですが、いつも心奪われるのは線香花火のような暗いオレンジ色の花火です。
なかでも、しだれ桜のようなゆっくり垂れていく花火には思わず声が漏れてしまいます。
フィナーレの花火は眼前が花火で埋めつくされる迫力のある花火が見られました。
レンズを通さずに見たかったので写真は撮れませんでしたが、体にドンと響く音と畳み掛けるように打ち上がる花火はメイン会場ならではだなと感じました。
昔、湘南の花火大会を網羅したい時があって、ひと夏に逗子・由比ヶ浜・江ノ島・茅ヶ崎と見た年があったのですが、その時には打ち上げ数の割に混雑がひどくて茅ヶ崎の花火大会はあまりいい印象がありませんでした。
けれど、年月が経って、こうして見てみると、一発ずつゆっくり打ち上がる花火も趣があっていいものだなと改めて感じました。
近年、クラウドファンディングで資金を集められないと通常開催が難しかったり、開催場所の安全確保ができない、異常な集中豪雨などいつ花火大会が見られなくなってもおかしくない状況になっています。
茅ヶ崎の花火大会も来年見られなくなったら悔いが残ると思い、今年はいい席で見ることにしました。
「伝統」とか「和」とか「職人」とか、これが「日本」みたいなものが好きなので、できることならいつまて続いてほしいなと願っています。