学会に参加させていただきました!
- 2020年3月14日
- 事務室・受付
こんにちは。
毎日、コロナ関連のニュースが流れ、
さまざまな情報がたくさん入ってきて、分からない事も多く不安な日々が続きますね。
患者さまも通院される中で不安もあるかと思います。
お知らせページから当院のコロナウイルス感染予防対策について記してありますので
お読みいただきご協力をお願いします。
コロナの影響で学会も中止や延期となっていますが、
先月、鹿児島で日本生殖心理学会がなんとか開催され、参加させていただきました。
学会のテーマが家族のカタチという事でさまざまな講演を聞くことが出来ました。
今回、これらのお話を聞いて家族のカタチは多様化していて、いわゆる普通の家族以外にも
家族のカタチはたくさんあって、生殖医療を必要としているかたの想いも様々なんだなと思いました。
夫婦2人という家族のカタチという講演では、発表された方ご自身が不妊治療を経験され、
今は夫婦2人家族のお話しでした。
ご自身の経験から、不妊治療をやめた時と子を持つことをあきらめた時の時期が異なる
というお話をされていて、そういう方が多くいらっしゃると改めて知りました。
治療をやめられた後も、葛藤を抱えたまま時間をかけて乗り越えて、
夫婦2人の生活を受け入れていくという過程においてカウンセリングなど
独自のメソッドを開発されたという内容でした。
すべての方が望むようにお子さんを授かれれば幸せですが、そうならないのも現実です。
私たちにできることは限られていますが、患者さまと接するうえで少しでも不安を取りのぞけ
提供できる情報を正確、丁寧にお伝えできればと改めて考えました。
今回の学会に参加できとても勉強になりました。
こちらの写真は学会会場から眺めた桜島です。
お天気も良く良い眺めでした!
受付 八代