学会に参加して
- 2015年4月23日
- 看護室
2月に初めてカウンセラーの学会に参加させていただきました。
その学会には不妊治療の現場で働いてる他職種の方も
もちろんいらっしゃいましたが
学校で働いてる教職員も多数参加しており
様々な業種の方が集まっていました。
参加させて頂き改めて感じたことは、
結婚をして夫婦になったとしても2人の考えは必ずしもイコールではないということ。
お互いを愛し結婚の誓いをしたとしても、育ってきた環境も価値観も違い、性別も違う。
年齢も役割もそれぞれの負担も違う中で、考えが違うのは当たり前なのかもしれません。
わかってくれるはずと思っていても、言葉にしなければ伝わらないとこも私自身あり
時々億劫に思うこともあります。
しかしそのすり合わせをするためにも相手の状況や今いったい何を考えているのだろう。
これを言ったらどう思うか。等色々な事を考えてからコミュニケーションをとるようにしています。
自分自身が経験したことは辛さ喜び悔しさ悲しさを理解できますが、
経験したことのないことに関してはいかに想像力を働かせ
その人の気持ちに寄り添えるかだと思うのです。
想像力を働かせる為にも、その人が出してる小さなサインを逃さないように集中しています。
これは仕事でも何に関しても必要不可欠であると思います。
特に不妊治療は難しい点が多くそれぞれの家庭の事情や背景もあり
辛い日々を戦ってる方が多くいらっしゃると思います。
皆様が不安に思っていることや精神的苦痛を少しでも軽減できるような関わりが出来れば
より良い結果に繋がるのではないかと思いますので採血の時などに一声お掛けくださいね。
これからも知識を深め皆様にたくさんの情報提供ができるようにしていきたいと思います。
看護師 宮城