恩師からの年賀状
- 2020年2月5日
- 事務室・受付
こんにちは。受付の宮崎です。
もう2020年が明けて、2月に入りました。
あっという間ですね…
私はこれが今年最初のブログとなります。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて。
皆様は年賀状って書いていますか?
近年では年賀状を書かない人が増えてきて、年賀状を出さないことを「年賀状スルー」というそうです。
私自身も学生の頃から新年の挨拶は全てSNSで済ませてしまっていて、最後に書いたのはいつだろうか…思い出す事ができません。
そんな中、毎年必ず大学のゼミの恩師から年賀状が届いています。
いつも年賀状が来る度に連絡はしていたのですが、ここ数年は忙しかったり、特に大きな近況の変化がない事もあり連絡をしそびれていました。
それが少し気掛かりになっていたので、今年こそは必ず返信しようと思い、久しぶりに連絡をしました。
私は大学時代、環境経済学のゼミに入っていました。
そのゼミは大学内でも1、2を争うほど厳しいゼミだと言われていました。
その理由は、幅広く経済学を学ぶので難しい議題も多く、それに加え毎週行う3時間越えのディベートと研究、プレゼン、レポートの課題もあり、中々ハードな内容だったからです。
ですが私は経済学に興味があったのと、ディベートを通して養える論理的思考力と分析力、理解力を身につけたかったので、あえてこの厳しい道を選択しました。
皆で20時過ぎまで研究室に残る事もあり、中にはあまりの厳しさに途中離脱してしまう学生もいました。
卒論を書く時は研究室に通いつめ、教授の指導のもと何度練り直したかわからないくらいの修正を重ね、80ページ近くの大作の論文を書き上げる事が出来ました。
今思い返すとよくやり遂げたなと思う程大変な事ばかりでしたが、それ以上に得るものが沢山ありました。
特に、環境省へ訪問して環境大臣室にまで入らせて頂く事が出来たのは大変貴重な思い出です。
そんな大変お世話になった恩師と卒業後にお酒を飲み交わした時は、感慨深いものがありました。
今では直接お会いする機会も少なくなってしまいましたが、変わらず連絡を取り合える関係でいられるのは本当に嬉しいなと思います。
さらに今年は、当院で出会い、個人的に親しくなった患者様からの年賀状も頂きました。
数年前に第一子希望でいらして、二人目も当院の治療で授かりご卒業された方です。
初めてお会いした時からずっと私の事を覚えていてくださり、本当に本当に嬉しかったです。
私達受付は直接治療に関わる事は出来ないですが、だからこそ、窓口や電話口での対応を丁寧に、大事にしたいと思っています。
私一個人としては、少しでもリラックスして通っていただけるように、普段なかなか言えない事も言って頂けるような関係性が作れたらいいなと思っています。
なので、いつでも何でも気軽に話しかけてくださいね。
改めて年賀状は、SNSでは伝わらない感覚や感情を届けてくれる、心を繋ぐツールなんだなと気付かされました。
昔の事を思い出すきっかけとなるものだと思うので、たまには面倒くさがらず年賀状を書いてみようかなと思いました。
受付 宮崎