新聞掲載
- 2018年7月21日
- 培養室
培養室の河野です。かねてより日本BRADY社と共同開発を進めておりました、低アウトガスラベル「Gas-nil」が7月5日の日刊工業新聞の記事に掲載されました。当院では、山下湘南夢クリニック高度生殖医療研究所の中田室長の「水素分子による精子運動性改善」に関する研究が日経産業新聞に掲載されて以来の新聞掲載です。以前ブログにも記載いたしましたが、中田室長には大学時代から指導をいただいており、現在も業務上の重要な局面ではアドバイスをいただいています。ずっと背中を追いかけてきましたので、これまでの指導の成果を形として世に出すことができ、安堵しております。
因みにラベルの名称「Gas-nil」とはGas=揮発性物質、nil=ゼロ、つまり「揮発性物質無し」を意味する名前です。ラベルの開発にあたり、当院スタッフにラベルの名称を募集し、投票により決定しました。その中で培養室の中嶋が、私たちの願いを表す秀逸なネーミングセンスを披露してくれました。他にも捨てがたい名称がたくさんあったのですが、今後Gas-nilに関連した製品を開発する機会があれば、起用を考えていきたいと思います。勿論、山下院長からもいくつか候補名称をいただいたのですが…大変心苦しいことに、今回は採用を見送らせていただきました。山下院長の提案した名称が気になる方は、山下院長に聞いてみてください。
今月末に千葉で受精着床学会が開催されます。患者様が一人でも多く卒業できるよう、当院で検討した成果を存分に発表してきたいと思います。
話は変わりますが、私が通勤で使用しているJR藤沢駅は朝晩とも、時間帯によってプラットホームが非常に混雑していることはご存知だと思います。いわゆる黄色い線の内側をどうしても歩けないことから、電車が構内に入ってきた際にヒヤリとすることが多いです。早くホームドアを設置してくれないと、事故が起こるのは時間の問題だと思いました。暑くて頭がぼんやりすることもありますので、尚更そう思います。歩くだけで汗が噴き出す猛暑日が続いておりますが、皆さまご自愛ください。