日本生殖医学会学術講演会@米子|山下湘南夢クリニック|藤沢市の不妊治療/体外受精

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日本生殖医学会学術講演会@米子|山下湘南夢クリニック|藤沢市の不妊治療/体外受精

日本生殖医学会学術講演会@米子

こんにちは。高度生殖医療研究所の甲斐です。

 

鳥取県米子市で11/11(木)-12(金)にかけて開催された第66回日本生殖医学会学術講演会に参加してきました。私ごとですが、米子では学生時代の8年間を過ごし、社会人となって一旦離れた後、再び戻ってさらに7年間を過ごしました。研究者人生をスタートさせた地であり、また生殖医療の道を歩むきっかけになった地でもあります。そのような第二の故郷と呼べる土地での開催とあって、いつも以上に心踊る学会参加となりました。

 

また、新型コロナウイルス感染拡大以降、学会もオンライン開催が続いていましたが、今回は久々の現地開催となりました。オンラインの学会は手軽で良い反面、臨場感に欠けて緊張感がなく、なんとなく不完全燃焼のまま学会終了を迎えてしまうことが続いていたので、この点からも非常に楽しみな学会でした。

 

当院からは6名が参加し、山下院長、河野培養室長、そして私の3名が発表を行いました。私は「ヒトの第一卵割時における紡錘体形成は精子中心体に依存する微小管形成中心によって導かれる」という演題で、初期胚発生過程で得られた新知見について発表したのですが、質疑応答での聴衆とのやりとりや、発表後にも会場の外で引き続く質問者とのディスカッションが大変心地よく、現地開催の良さを改めて感じました。他施設の研究者とも様々な情報交換ができ、久しぶりに学会の醍醐味を存分に味わいましたし、研究へのモチベーションをさらに高めることができました。

 

学会終了後には三朝温泉に一泊し、大山みるくの里、三徳山投入堂、倉吉の白壁土蔵群、鳥取砂丘と、鳥取観光を満喫して帰路につきました。宿泊した温泉旅館では、趣のある客室に素晴らしい食事、そして立派な温泉を堪能しましたが、おそらく自腹では到底味わうことの出来ないものばかりでした。院長に感謝。

 

なかなか皆様、鳥取県に目を向けることは少ないかと思いますが、自然豊かで、海の幸、山の幸に恵まれた良い土地です。人口最少県ですので、密にもなりにくく、お忍び旅行にもピッタリですし、ディープなスポットも満載です。機会がございましたら是非とも足をお運び下さいませ!