映画「プライベートライフ」
- 2020年2月10日
- 培養室
皆さんこんにちは。
先日の暖冬とはうって変わって、先週は本格的な寒さがやってきましたが
体調お変わりないでしょうか。
私は風邪予防、インフルエンザ(+新型コロナウイルス)の感染予防として鼻うがいを始めました。
まだまだ初心者なので、うがい薬を入れると確実にむせてしまいますが、
薬を注入したと同時に声を出しながら行うのがコツのようです。
すごくスッキリするのでよかったら試してみてください。これからの花粉の季節にも効果があるようです:)
さて、今回はある映画を紹介したいと思います。
「プライベートライフ」という、不妊治療を続ける40代夫婦の物語です。
アメリカで制作された映画で2018年にNetflixで公開されました。
物語は早速、夫が妻に自己注射をするところから始まります。
採卵はうまくいったものの移植では良い報告が聞けず・・・。
再度自分の卵子で治療を続けていきたいと願う妻とは裏腹に、主治医から卵子提供を勧められ・・・。
私はこの映画がNetflixの「まもなく配信」に入っている時から気になっており、
配信と同時に拝見しました。日本では卵子提供は認められていないので、
治療の方針はアメリカのそれとは異なります。
しかし、廃棄ボックスにたまった使い捨ての注射器、親戚との食事の席での雰囲気など、細かい描写が
不妊治療を続ける夫婦の思いだけでなく、
そこに関わってくる親戚の思いなども手に取るように伝わってくる映画でした。
私はこれほど緊張感が伝わる不妊治療の映画を今まで見たことがありませんでした。
これから治療を行なっていく方にもお勧めしたいですが、
不妊治療に従事する私たちこそ見なければならない映画かもしれません。
Netflixに加入している方は是非ご覧ください。