書道家の先生
- 2022年12月26日
- 経理室
先日、書道家の榛葉竹圃先生にお会いする機会がありました。
20代から書道の道に入られて、今年で74年だそうです。これまで数々の展覧会を開催されており、今年は小田急百貨店で展覧会を催されたそうです。
書道というと礼儀作法もとても厳しいので失礼のないよう気を付けていましたが、気さくに話してくださるとても穏やかなお人柄でした。
水墨画で虎や兎、猫などの動物を描かれた作品や木に文字を彫り、彫った部分に専用の墨で書を書かれた作品、賞状や神社の石碑への筆耕など多数の作品を拝見させていただきました。
展示会のお写真も見せていただいたのですが、周りを多数の来場者に囲まれて書を書かれているお写真がありました。「この時は100人くらいかなあ」と先生。書に知識や関心のある方々の視線を一身に浴びながらの実演は、緊張されませんかと尋ねると「もう慣れているよ」と笑顔で仰っていました。
作品の他にも、ご家族のお写真を見せてくださいました。お孫さんの成人式のお写真があり、とても素敵な一枚でした。お写真を見ながらお孫さんの仕事の話を伺い、先生がご家族をとても大切に想われていることが伝わってきて、温かい気持ちになりました。
そうこうしていると、あっという間に時間が経ってしまい、先生はお出かけになるお時間に。
本来は展覧会へ行かないと観ることのできないものや貴重なお話を伺えて、この機会に感謝しました。
次回の展覧会は行ってみたいと思います。
本年も残すところあと僅かとなりました。2023年も健康に気を付けて精一杯頑張りたいと思います。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。
経理 小川