第2回おしゃべり会の開催報告
- 2017年1月29日
- 研究室
2017年1月28日に第2回目となるおしゃべり会を開催しました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
NPO法人Fineピアカウンセラーさんの辻英美さんの治療体験のお話、患者様ご自身のお話の後に、培養室長の河野、看護師の黒田への質問タイムとなりました。
第一回目の反省から質問タイムを長めに設定させていただき、ご自身の卵子の状態について、ご主人の精子について、体外受精の利点と欠点、顕微授精の種類と利点と欠点、受精のタイミング、胚の発育過程や培養環境の工夫、当院オリジナルの最新の取り組みなどについて、河野が準備した詳細なデータと文献報告、培養士としての長年の経験と視点から説明させていただきました。
看護師の黒田からは、採卵時に患者様の卵胞液を冷やさないための温度管理の工夫と、一方で温かいオペ室内で汗だくになる看護師たちが実は背中にアイスノンを背負って動いている話などもさせていただきました(笑顔の裏にはそんなこともあるんですね)。
ささやかな時間でしたが、ご参加いただいた皆様に少しでも役にたつ内容になったのではないかと思います。しかしながら、反省点はいくつかありますので、また今後に活かして行きたいと思います。
第3回の開催予告もまたクリニック内での掲示やホームページでさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
おしゃべり会担当 中田久美子
友人の手作りのsachetと黒田のお手製のバラのアップルパイを準備させていただきました。
おしゃべり会開催場所の会議室には電子掲示板があり、このように表示されています。