趣味の時間
- 2019年8月4日
- 培養室
寝苦しい夜が続いてますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。培養室の河野です。
現在通学中の、英会話スクールのクラス昇級試験を無事突破しました。1年間通い続け、英語にようやく慣れてきたかなぁというところですが、ついに卒業です。あとは感覚が薄れないよう、英語に触れる機会を積極的に探していこうと思います。
昨年、子供と共通の趣味を持つために熱帯魚を飼育し始めました(昨年8月のBLOG参照)。半年ほど飼育したころ、水槽内の壁に小さなツブツブが沢山出来てきました。最初は汚れだと思い、掃除の頻度を上げることで対応していましたが、とめどなくツブツブが現れます。ツブツブをよく見ると、半透明の外殻を持った小さな貝でした。調べてみると『スネイル』と呼ばれるもので、魚の健康に影響はないが水槽の景観が損なわれる、という何とも悩ましい生き物であることがわかりました。水槽内のpHをアルカリ寄り(うろ覚えですが)に調節することで、殻の形成が阻害され増えにくくなるとのことでした。しかし、pHの調節の方法が良く分からないことと、pH調整に失敗した場合のリスクを考え、スネイル問題は生物兵器で解決することとしました。
皆さんはアベニーパファー(以後APと記載)という魚をご存知でしょうか。英語でPuffer Fishとはフグのことを指します。APは淡水で生活するフグの一種で、生体でも2cm程にしか成長しません。フグなので丈夫な歯を持っていて、エビや貝を好んで食べます。もちろんスネイルも食べます。他の魚のヒレをかじってしまう上、縄張り意識が強いので多頭飼育ができないのですが、試しに1匹水槽に投入することにしました。
しばらくして、スネイルは勢いを弱めたように思えましたが、沢山飼育していた水槽内のエビが激減しました。APは体が小さいですが、もしかしたらスネイルだけでは食欲を満たせなかったのかもしれません。そこで、乾燥した赤虫を追加で餌付けするようにしました。しばらく餌付けをしていると、私や家族が水槽に近づいただけで水槽の淵まで近寄ってくるようになりました。飼育している他の魚と違い、APはヒトになつくのだそうです。こちらをじっとみながら、そわそわと右往左往している姿は愛着がわきます。犬を飼育している方はイメージしやすいと思いますが、飼い主が家に帰ってきたときに全身で喜びを表現する、あの動きに似ています。小さな水槽で飼育も出来ますので、興味のある方は熱帯魚ショップで探してみてください。
我が家のAPです。
近づくとこっちを見ます(笑)