酸化ストレス研究会
- 2016年6月6日
- 培養室
こんにちは。培養士の飯村です。
先日、大学時代の研究室の関係で、酸化ストレスと抗酸化に関する研究会に行ってきました。対象は人から家畜まで様々で、運動前後や性別の違い、体組成の違いによって、酸化ストレスレベルや抗酸化力がどのように異なるのか、また、抗酸化物質を摂取することでどのような影響があるのかといった研究が紹介されていました。研究会でも周知の事実のようにいわれていましたが、酸化ストレスは1回の処置でゼロに戻すことはほぼ不可能で、抗酸化物質の積極的な摂取など日々の積み重ねが重要です。近頃、酸化ストレスと不妊の関連性も詳しく報告されてきています。即効性は期待できませんが、抗酸化物質を多く含む食品を食べてみるなどの小さな変化が大きな成果につながる可能性もあると感じました。
梅雨入り前だというのに、30℃を超す真夏日があるなど夏のような日が続いていますね。紫外線と熱中症に気を付けたい時期になってまいりました。体調管理には十分お気を付けくださいね。