鎌倉殿の13人 その3
- 2022年10月1日
- 事務室・受付
こんにちは
受付の松浦です。
またまたまた、「鎌倉殿の13人」のお話です。
大河ドラマはいよいよ終盤へ突入しました。
鎌倉殿は若き3代目 源実朝(源頼朝の次男)となり、執権は北条時政。
強大な力を持った北条氏の身内の争いと北条氏に不満を抱く坂東武士のパワーゲームが繰り広げられています。
そんな中、鎌倉幕府創建にも尽力し源頼朝からの信頼されていた畠山重忠も北条時政に謀反の疑いをかけられ
討たれてしまいました。
畠山重忠は「坂東武士の鑑」とも言われ智勇兼備だけでなく眉目秀麗な姿であったようで、重忠を演じた
中川大志さんはまさにイメージ通りでした。
北条氏の大軍を目の前にしても自身の潔白を証明するため、わずか134騎で4時間にも及ぶ激戦を繰り広げ
見事な最期を中川大志さんが熱演していて心が熱くなしました。
横浜市旭区で「畠山重忠ゆかりの地マップ」をだしていたので、今回はそれを頼りに巡ってきました。
鶴ヶ峰駅の商店街を抜けて区役所方面に進むと重忠の討ち取られた首が祀られている首塚があります。
区役所の裏には首を洗い清めたという首洗い井戸があります。
そこからすぐ近くに厚木街道を横断する交差点を渡るとの見晴らしの良い場所に畠山重忠公碑と
さかさ矢竹があります。
さかさ矢竹は重忠が矢に当たった際に「我が心が正しければ、この矢に枝葉を生じ繁栄せよ」と言い
2本の矢を地面に突き立てました。
この矢が根付き毎年2本づつ増え茂り続けたと言われています。
そこからしばらく歩き住宅街の間の坂道を上った高台に薬王寺に六つ塚があります。
重忠をはじめ一族郎党134騎を埋めたと伝えられています。
毎年命日の6月22日には慰霊祭が催されているそうです。
薬王寺から5分ぐらいの高台に駕籠塚があります。
重忠の妻「菊の前」は合戦の連絡を受け、急ぎ駆けつけましたが、この地で重忠戦死を聞いて
悲しみ自害しました。
その場所に駕籠ごと埋葬されたそうです。
とても切ないお話です。
ただ薬王寺ととても近い場所にありよかった・・と思いました。
今回は畠山重忠に思いを馳せて巡ってみました。
この日は天気が良く地図を片手に汗だくになりましたが、とても楽しい時間でした。
また天気の良い日にゆかりの地をまわりたいと思います。