雨天の選挙にて
- 2017年10月29日
- 培養室
冷たい雨とともに秋が深まっていく今日この頃ですが、皆さま如何がお過ごしでしょうか。培養室の河野です。
先日雨の中行われた衆議院議員選挙の投票に、子供たちを連れて行ってきました。政治については理解が不十分であり、選挙のたびに投票する権利を有効に行使できておりませんが、自分自身と子供たちの勉強の為と思い、今回は各政党や候補者の考えを少し勉強してから参加しようと考えていました。子育て環境の充実にしっかり力を入れてくれる方が当選してくれれば、晩婚化が解消し、老化に伴う不妊の減少につながるかもしれません。
いざ勉強しようとメディアと向きあったわけですが、(報道内容に偏りがあるかもしれませんが)言動の批判ばかりだと感じました。追い風や逆風という言葉が、文字通り乱れ飛んでおりましたが、これらが子育て環境にどう影響してくるのか理解できませんでした。言葉の誤りは誰にでもあると思います。自身の吐いた言葉に責任を持つことは当然だと思いますが、その追求に終始して状況が誤魔化され、本来解決すべき課題がうやむやになっているように感じられ、とても不気味に思いました。
現状維持は退化と同義であるという言葉を耳にしたことがありますが、新しいことを始めるには大変な労力が伴います。組織であればなおさらです。リーダーのヴィジョンを、チームの個々がしっかりと理解していること。それぞれが先回りをして準備し、作業工数の短縮を図りつつ質の向上の為の努力をする。組織の最終成果物(課題の解決)が労力に見合うものであるかは、意思疎通がどれだけ出来ているかと言い換えることが出来るのではないでしょうか。受け身に徹するだけ、働きかけるだけでは、そのバランスは崩れてしまいます。私自身、言葉の鵜呑みではなく、その真意を理解する努力は足りているのか。
そんなことを考えたり、考えなかったりしながら投票してきました。
本ブログの内容は、ある特定の政党を支援したり、批判するものではありません。