COVID-19への意識
- 2020年4月2日
- 培養室
皆様こんにちは、培養室の河野です。
COVID-19の感染拡大が止まらず、家から出ることのできない日々をお過ごしかと思います。私の住んでいる世田谷区では、ボックスティッシュは店頭で見かけるようになりましたが、トイレットペーパーは未だに見かけません。
先日、志村けんさんがCOVID-19の犠牲になりました。子供のころからテレビで拝見しており、世代を問わずとてもわかりやすい笑いを届けてくれました。バカ殿や志村どうぶつ園を見ている時間は、現実のストレスを少しだけ忘れさせてくれました。言葉の選び方や所作から人柄の良さが伝わり、芸能人であるのにすごく身近に感じる存在だったのではないでしょうか。
すぐに治療を終えて復帰してくるものと考えておりましたが、お亡くなりになったことに大きなショックを受けました。そのうえ感染リスクを避けるため、ご遺族であってもご遺体との面会がかなわなかったそうです。とても寂しく、可哀想でなりませんでした。人々にとって一番笑いが必要な時、一番笑わせてほしい時に居なくなってしまいました。
ウイルス感染を封じ込めるためには、自分が感染しないことも大事ですが、他人に感染させてしまう可能性を常に考えて行動すること、が最も大切であると思います。若い方や体力に自信のある方であれば「感染しても自分は何とかなる。自然に治る。」と思うのでしょう。しかしながら、自分の強さが感染を拡大させるかもしれない、他人を不幸にしてしまうかもしれないことを自覚し、行動を考えるべきではないかと思います。身の回りでウイルス感染が拡大し、感染ルートのスタートが自分だと特定されてしまった場合を想像してみてはいかがでしょうか。
外の空気を胸いっぱいに吸うことすら憚られ、精神的にも厳しい日々が続いておりますが、皆様どうかご自身の体調管理を万全に、また周りに広めないよう精一杯配慮してくださいますよう、お願いします。
東村山駅にある「志村けんの木」
COVID-19が落ち着いたら足を運んでみようと思います。