受精卵凍結保存
受精卵凍結保存
着床するためには、胚と子宮内膜が正確に同期することが必要です。両者のタイミングがずれている場合、胚を凍結保存します。当院の胚凍結は、融解後も高い生存率を示すガラス化凍結胚保存法で行っています。凍結保存した胚は、子宮内膜の着床環境が最適な時点で融解し、移植します。
当院は神奈川県の妊孕性温存療法研究促進事業指定医療機関に認定されています。
妊孕性温存療法とは、癌治療を行う方が将来自分の子どもを授かる可能性を残すために、癌治療の前に精子、卵子、受精卵の凍結保存を行う治療です。
温存後生殖補助医療とは、凍結した精子、卵子、受精卵を用いて癌治療後に妊娠を補助するために実施される治療です。
これらの治療は保険適応がなく自費診療となりますが、指定医療機関で実施した場合、神奈川県内に居住されている方は県より助成を受けることが可能です。
下記のページもご覧ください。
妊孕性(にんようせい)温存治療・温存後生殖補助医療について – 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)