年始の御挨拶|山下湘南夢クリニック|藤沢市の不妊治療/体外受精

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年始の御挨拶|山下湘南夢クリニック|藤沢市の不妊治療/体外受精

年始の御挨拶

新春の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。培養部の河野です。本日は積雪も見られ、いよいよ寒くなってまいりましたね。

当院で働き始め、1年が経過いたしました。昨年度は私にとって内容の濃い、とても多くの経験を積ませていただいた「In put」の年でした。

昨年6月には、ポルトガルで開催されたヨーロッパ生殖医学会に参加する機会をいただき、最新の技術・知見に触れることが出来ました。実は学会初日の夕食後、財布の盗難に遭い、リスボンの観光警察署に駆け込むという苦い経験をしました。途方にくれておりましたが、現地の警察署へ向かおうとした時、山下院長が旅程を変更してまで通訳を買って出て下さいました。家族へのお土産代まで負担して下さり、学会に同行した当院職員の方々もたくさんの親切を与えて下さいました。嫌な思いは温かな思い出へと変わり、旅程最終日に西の最果て・ロカ岬の断崖にて、これまで歩んできた道を振り返りました。そして新たな仲間と共に、これからも多くの患者様の役に立ちたいと、より一層思いを募らせてきました。

秋には当院高度生殖医療研究所の中田室長の協力を得て、培養に関する特許を出願致しました。「必要は発明の母」という言葉が有りますが、現場で求められている技術、アイデアを具体的な形にしていく過程をon goingで学ばせていただいております。

また、国内の学会や当院主催の講演会を通じ、他施設の先生や培養士、漢方・鍼灸の分野で著名な先生方など、多くの方と知り合いになりました。非常に忙しい中スケジュールを調整し、出かける時間を作っていただいた培養室メンバーには深く感謝しております。もう当分頭が上がりません。

昨年は当院職員の皆様は勿論、関係者の方々に沢山のご恩・ご親切をいただきました。いただいた恩をバネにして患者様に還元できるよう、2016年は「Out put」の年にしていこうと思います。

年始に地元宮崎に帰省し、久々に母親の作った料理で英気を養ってきました。煮物がおいしくて、ついつい食べすぎてしまいました。おいしい食べ物は沢山ありますが、幼いころから慣れ親しんだ母親の味にかなうものはありませんね。腹が減っては戦ができぬと言いますが、腹が出すぎても戦は難しいと思います。体力とスタイルを維持できるよう、有酸素運動も頑張らなければなりません。

皆さまにとって今年が幸せな年になりますよう、当院培養室は一丸となって頑張ります。